< First pregnancy  >

生理が来てからも、なかなか基礎体温が2層にはっきり分かれなかった。
高温期がはっきりしない。
「今回も駄目だった見たいね。」
次の生理が来る前に体温を見て分かる。
なんとも悲しい瞬間だ。
いつも、基礎体温を見る前に「下がるな・・・下がるな・・・」と念じていた。
そしてまた生理がくる。
また通気。クロミッドを飲む。

何回続いただろう…

体温がきれいなグラフを書き始めて3クール目。
体温が上がり続けている。
職場のママさんに、どれくらいで妊娠検査薬を試したか聞いてみた。
次の生理の予定日には検査薬をしてみて陽性が出たとのこと。
今の検査薬はそんなに早い段階で分かるらしい。
早速買いに行く。

・・・。

ドキドキした。
1分が長かった。

!!!

陽性だ!

嬉しかった。泣けてきた。
子宮内膜症になってから2年・・・妊娠したいと思ってから2年。
ようやくママになれる!
旦那さんに報告した。
いっぱい喜んでくれると思った。
意外な反応だった。
「まだ分からんぞ。病院に明日行ってきな。」
何かがっかりだった。

次の日病院でまだ7ミリの胎嚢が確認できた。
初めてのたまごクラブを買って帰る。

旦那さんに報告すると
「まだわからん。喜んで、もし駄目だったときに1番ショックを受けるのはお前なんだぞ。もっと慎重に・・・」
そういうことを考えていたんだ・・・
そうだな。たまごクラブを読んでも、着床して心拍確認するまでは安心できないって書いてある。
旦那さんの言うとおりだ。
でも、子供ができないんじゃないか?とちょっと思い出していたからほんとに嬉しかった。
赤ちゃん、元気に育つんだよ・・・頑張るんだよ・・・
いつもお腹に手を当てて一生懸命応援していた。
旦那さんは、浮かれすぎる私をいつもセーブする様に、「まだ分からんぞ・・・」
いつもそう言っていた。
自分にも言い聞かせていたのかもしれない。

子宮外妊娠ではなかった。
心拍も確認できた。
頭と体にわかれてきた。
もう楽しくて嬉しくて・・・。

悪阻もそんなにひどくはなかった。
仕事中は気を張っているせいか全く大丈夫。
家に帰るとちょっと気分が悪い・・・そのくらい。
とりあえず食べ悪阻のようで何か食べる。
でも気分が悪いので、吐く事もしばしば。
でも、きつくもなかった。

病院にいくのが待ち遠しい。
大きくなったかな。
毎日幸せだった。


赤ちゃんが人間らしい姿になってきた頃、
職場は病院なので、仲のいい技師さんにお願いして毎週エコーをしてもらう。
写真だけじゃなくビデオも撮ってもらう。
技師さんも毎週どんどん大きくなっていく赤ちゃんを見て喜んでくれた。

今まで通っていた婦人科は今はもう産院ではない。
産むときは違う病院に行かなければならない。
どうせなら・・・
切のいいところで、出産する病院に転院しようと思った。

近くの総合病院に決めた。
妹もそこで姪っ子を産んだ。
総合病院なので、仕事は休暇をもらっての受診。
迷惑をかけるが、内膜症などの既往もあったので大きい病院の方が安心のような気がしたのだ。
開業医に行っていたことは言わなかった。
基礎体温のグラフを見せ、検査薬で陽性が出たことを伝えた。
早速エコー。
「妊娠してますね。」
「ただ・・・婦人科にかかったことはありますか?」
「筋腫がありますね。今まで言われたことはありませんか?結構大きくて赤ちゃんが育つ上で邪魔になるかもしれない。ただ、筋腫があっても産んでる人はいっぱいいるし、もう今、どうこうできないから上手にお付き合いしていくしかないね。僕も、筋腫の状況は気をつけてみていくから。」
・・・。
そんなこと言われたことない。
先日まで開業医に通ってたのに・・・
開業医初診のときのあの腹痛・・・
生理がひどくなっていたのも筋腫のせいではないのか?
色々なことを思ったがもう今更仕方がない。
「筋腫があると、赤ちゃんができたことで筋腫に栄養が行かなくなって腐っていくことがある。そうするとおなかが痛くなったり・・・ということも考えられるし、赤ちゃんが早産になる可能性もある。いろんなリスクはあるけれど、それも含めて検診していくから大丈夫。お母さんは、そういうこともあるって言うことは知っておいてね。」
総合病院にきてよかった!と思った。

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